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どど～ん。

りっぱな正面玄関にちょっとおののきながら・・・・・。
「あの～・・・・、予約してないんですが、お願いできますか？」
「はい、大丈夫です。」

ほっとしつつ、お姉さんの後について中へ。
広間のテーブル席か個室となりますとのこで、広間のテーブル席へ。
対応がとても丁寧で、おもわず、おしとやかフリになってしまったよ。



「あった！鑑定団で見た欄間。」

庭にも出られますからと鍵を開けてくれたので、戸を開けて風をあびながら庭をながめてお料理が出てくるのを待ってたのさ。



東北には珍しい遠州流の庭園とのこと。
浜松周辺を遠州地方とは言うが、このお庭に関する小堀遠州は京都の人なんだね。
でも、なぜか遠州って言葉に反応してしまうのは、私だけではないはず。
紅葉にはまだ少し早いなとか、風が少し冷たいな。とかのんきなことを考えているうちにお料理が登場。



●おすすめランチ ３,１５０円（税込み）
日替わり素材の懐石風ミニランチコース料理です。
お友達との気軽なランチにもご利用下さい。
桜祭り期間はお休み頂きます。
・食前酒　・御飯　・香の物　・椀　・前肴　･ 旬魚　･焼肴　･煮物
･替り鉢　･水菓子　･甘味　･おうす

いや～・・・、初日から贅沢しちゃったあ。

平日の早めの時間だったからか、他のお客様が１組同じ広間のテーブル席にいただけのようなので、食事後に他のお部屋も拝見できますか？と尋ねたところ、ご丁寧にも女将さん（若い）が案内してくれた。

ここ２年は雪の量がすごくて、いつもなら５０ｃｍくらいの積雪の庭が１．５ｍくらいも積もってしまって、まるで”かまくら”に入って食事をしているようだと感想をもったお客さんがいたことなど、楽しくお話をさせていただきました。雪が積もるなんてほとんど無い浜松の人間にとって、それはまた楽しいかも。などと思ってしまった。冬に青森に来るのはこれはまた大変なことだなあ。なーんて思いながら。

弘前に来たら、ここにまた来ようっ！と思う。
落ち着いた素敵な場所でしたよ。